恋愛寫眞―もうひとつの物語―
恋愛寫眞―もうひとつの物語―
昨日読んだ本です。その日、仕事の日直(いわゆる休日の電話番)があって、その暇つぶしのために一昨日気まぐれに購入しました。とりあえず、読むなら感動系の恋愛小説がいいなと思って、たまたま棚に並んであるのを手にとったんです。そんなに分厚くなくて、中も読みやすそうだったのでこれに決めた。著者は市川拓司。あのミリオンセラーになった『いま、あいにゆきます』の著者だった。いざ読み始めると、スーッと物語の中に入ってゆけた。
ストーリー・・・大学生の誠人は、小さくて子供のような容姿をした静流と出会う。静流はキャンパス裏の国道の信号のない横断歩道を渡れずにいた。そこで誠人は静流に声をかける。「ここで渡ることはきっと無理だと思うよ」と近くに押しボタン式の信号があることを教えた。その瞬間、静流は誠人に恋をした。それから急速に近づいていった2人だったが、誠人は同じクラスで美人のみゆきに恋をしていた―
このような出だしで始まる物語。静流は誠人が好き。誠人はみゆきが好き。静流は誠人が誰が好きなのかを知っていた。「好きな人が好きな人を好きになりたい―。」静流の切ない片思いに胸を締め付けられました。
好きな人が好きな人を好きになりたい―。なかなか出来ないですよね。私なんか、自分の好きな人の彼女を何気に敵視してたりしたし。もちろん態度には出さないんだけど。当然、好きになるどころか、嫉妬心の方が勝るんだよね。でも、静流には、2人の中を壊してやろうとか嫉妬なんかは全くなくて、逆に私も彼女の事を好きになりたい―だなんて!!なんてキレイな心を持っているんだろう!!
生涯ただ一度のキス、ただ一度の恋―
心がピュアだった頃に少しだけ戻れた気がする。私にも付き合って4年の彼氏がいるが、トキメキなんてものはとっくの昔に消え去ってしまっていた。気づけば、気分屋で身勝手でワガママな女になっていた。心ではそう思っていなくても、反対のことを言って困らせたり、些細なことでキレたり、口汚く罵ったりしたこともあった。けれど、そんな私を捨てずにいつも大きな心で受け止めてくれた彼氏。私の鬼彼女っぷりが度を過ぎ、時に怒らせてしまったりもしたげれど、最後はいつも折れてくれた。この本を読んで、彼氏の大切さを思い出すことができました。忘れかけていた彼への気持ちも・・・。
大好きな人への大切な思い―。この本を読んでもう一度思い出してみてはいかがでしょう?
恋愛写真―もうひとつの物語 |
この本は、03年に公開された映画『恋愛寫眞―Collage of Our life―』(広末涼子主演)のアナザーストーリーとして、書かれたものらしいです。そしてこの本も今秋、映画になるそうですね。10月28日全国ロードショー、タイトルは『ただ、君を愛してる』、誠人役に玉木宏、静流役に宮崎あおい、みゆき役に黒木メイサ、主題歌は大塚愛で『恋愛写真』だとか。ちなみに、この映画のタイトルは主題歌のサビからとったんだって!!映画でも泣かせてくれそうな予感・・・☆
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